人生のテーマを考え直す。これまで(陸上競技を始めた頃から)の人生は「挑戦」が大きな軸となっていた。何もやるにもそこには「挑戦」の2文字がついて回る。高校、大学と進学先を選ぶのもそう。人生を賭けたレースもそう。陸上競技を辞める決断する時も。この言葉があったから前に進めてこれたのではないかと思う。
ただ、社会人になりそんな機会が圧倒的に減った。社会で働くことは1つの挑戦だったかもしれないがあまり壁を感じた覚えがない。そんな期間がもう3年以上過ぎ去ったところだ。
そして、今。僕の人生の中で最大の挑戦が始まっている。
だかろこそ、人生のテーマを変える。挑戦が挑戦でなくなってくることだろう。それはもう必然だってことだ。挑むのは当たり前。戦うのは当たり前になるからだ。そうやって自分が自分らしく新しいことへ挑戦できる環境に感謝したい。ありがとう。
今思えば、感謝する心の在り方が学生時代から変わってきていると感じる。陸上競技をするうえで当たり前だと思っていた環境が社会人になりとても特別なことだったとしみじみと感じている。それとなく何も考えずに出来たことがいろんな人の手によって支えられ、走ることだけに集中できた世界。本当にありがたいことだったと身に染みて分かった。
そんな「感謝」の念が大きく強くなった今。これからの人生のテーマは「感謝」とする。たぶんこれから多くの人に「ありがとう」を伝えていくことになるだろう。
別れが決まっている職場。ほとんど怒られた記憶がない。自分のわがままも許してくれ自分の思いどおりに過ごすことができた。そして、仲間。こいつらとの関わりはイヤでも続くと思うが、関わり方、接する時間は180度変わるのは間違いない事実だ。いや、むしろ僕自身がそういう状況になることを受け入れる必要がある。楽しい時間、切磋琢磨する時間、称え合う時間、苦悩する時間(ん?これ俺だけじゃね?w)、そんな時間を多く共にしてきた。これがなくなったり、少なくなるのは心苦しいこと。だから残されて時間を大切に「感謝」を含め、過ごしていきたい。
最後に家族。自分自身、家族に対して大した思いはないが何も言わないでも小さく確実に大きな愛をもって支えてくれていりことだろう。また、勝手に決めて人生動かします。ごめんなさい。
新たな道には「感謝」がある。Thank’s.
世界から見たら極小さな動きかもしれないが、僕、僕らにとっては人生賭けた一歩目なんだ。 この世界に感謝する。 こんな挑戦ができることに。
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