立ち止まる意味

また一度、止まる。止まるたびに考えなおす。止まる意味、止まる役割は何だろうと。

まず一つは、休養であると思う。身も心も疲弊し傷ついている。身体は当然、鍛えれば鍛えるほどダメ―ジは蓄積され回復が追いつかなくなる。心もそうだ。精神を削り、追い込み、限界へと挑戦すればするほど心の体力は擦り減っていく。そんなことを何度も何度も続けていけば、身体も心も深刻だ。そしてどこかでプツンと切れることがあれば身体もそうだが、心の方はもっと深刻なダメージを負う。そんな状態になる手前で止まるのだ。

偶然か必然か。人はよく出来ている。

もう一つに、思考の再構築ができること。絶対的な集中が必要であったことが突然なくなるのだから他のことに注意が向くのだ。そんな集中していたことからの解放は、いままでの考え方、取り組み方を丁寧に再構築できる期間ができること。その時間を自分の成長につなげるアイテムを手に入れる時間にする。特に、視点の転換ができるようになれば、いままでこだわっていたことが必要ではないと気づくことができる。

そんな経験になる。だから、止まることは決して悪くない。ワンランク上がるための一呼吸なんだ。

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